武夷岩茶 茶の穂

9月の新製品は慧苑坑百年老欉水仙2023、龍頭洞肉桂2023、呉三地老樹大紅袍2023、武夷野生紅茶銀駿眉2021、桐木黄観音紅茶2024の5種類を発売しました。

慧苑坑百年老欉水仙 （武夷岩茶）
当店で最も売れて出荷される武夷岩茶たる慧苑坑百年老欉水仙2023年、人気の高い同じ茶葉を酷暑のなか保管して花香型ながら武夷山でさらに追加炭焙煎を行い、花香を残しつつ岩茶らしい炭焙煎の味わいに加え、口当たりに凝縮感を付加した新製品です。伝統濃香型と花香型のボーダーラインを狙って3kgのみ製作、伝統型らしい岩茶の風味と現代型岩茶の風味が共存する傑作製品です。伝統型がお好きなお客様も花香型がお好きなお客様もお楽しみ頂けます。

龍頭洞肉桂 2023 （武夷岩茶）
龍頭洞肉桂は風景区産の良質な老樹肉桂ですので肉桂という意味では共通した味わいです。観察すると香りにはバニラ香、味わいには肉桂としてはめずらしく、どこか森のような感じを受け、森の下草や草原っぽく、遠くに青苔味を持ち、老欉水仙とはまた違うがそんな系統の美味しさが、後味でくすぐるという珍しい味わいを持っております。老樹肉桂らしい青苔味と甘みが複雑に後味で残るところが面白いです。

呉三地老樹大紅袍（武夷岩茶）
呉三地老樹大紅袍は岩茶の名産地である呉三地産の厳選された、樹齢が高め老樹に該当するさまざまな武夷岩茶を品評会でも入賞経験が豊富な職人が配合した高級高山岩茶の大紅袍です。 残暑のある秋など時期にも向いた武夷岩茶、強いミネラル香に加え、爽やかなフルーツ感に草花や高原を連想する涼気のある味わい、中火ながら丁寧に作られた製品、もちろん高樹齢なため寒い時期にも向いております。

桐木黄観音紅茶2024（武夷山紅茶）
武夷山国家公園桐木関自然保護区周辺にて栽培されている黄観音種のみを利用して単独品種にて作られた武夷山紅茶です。黄観音紅茶は華やかなアロマを持つ武夷岩茶の新品種である黄観音から作られております、武夷山紅茶における正山小種に限りなく近い製品ではありますが、奇種(武夷茶)から作られた紅茶製品では無いため正山小種を中国では名乗れないという面白い製品でもあります。

武夷野生紅茶銀駿眉 2021 (正山小種紅茶)完売
2021年は雨が降らず収穫量が半減以下に落ち込んで少ない新芽に養分が集中して味わいが濃縮された、十年に一度クラスの特年で抜群の出来となった製品の蔵出し特選製品、香りが強烈でトップノートも有り、高山茶らしい透明感が強い、現段階では焼き芋や熟しフルーツ、蘭や薔薇などの花香が出ている、香りが強くなった飲み頃の製品。2021年の桐木野生紅茶銀駿眉は2021年9月にブログで発売したところ、あっと言う間に売り切れた2021年当時において当店で最大の売れ行きを誇った人気製品です。２０２４年９月にネットショップで初販売となりましたが、熟成されて味わいは甘く重くなり一層美味しくなりましたが、新茶かと思うような鮮烈な味わいを保持しております。９月３日完売しました。

限定セールのおしらせ
振興杯金奨肉桂、発売１周年セール６日間限定
当製品の予約販売開始から８月３０日で一周年となることを記念して特別セールにて8月31日から9月2日午後6時まで全規格割引で販売いたしました。一定数を販売してセールを早期終了しました。予定よりも早期にセールを終了したため来年1-2月あたりにも同じようなセールを行います。

夏季休売製品の販売再開について
奇丹（純種大紅袍）、慧苑坑肉桂、慧苑坑老欉梅占濃香など休売していた製品の販売を再開しました。

発売記念セール対象商品は9月末までセールとなっておりますが、在庫状況次第では予約なく早期に終了いたします。

9月の新製品は9月2日発売の5種類のみとなっており、他の新発売はありません。

武夷野生紅茶銀駿眉の早期完売のため商品充当のため完売した製品2種類、鳳凰単叢老欉蜜蘭香濃香2016年、磊石精舎前肉桂2022年、調整在庫の放出販売を開始しました。