風景区産の半天腰/半天妖、産地は半天腰の原産地である九龍窠茶区三花峰周辺の半径3kmほどの広範囲、武夷山風景区内の九龍窠茶区三花峰及び契約農家さんが得意とする馬頭岩及び悟源澗地区にて広範囲かつ、肉桂と共に細かくバラバラ小規模に育てられている半天腰の毛茶を集めてブレンドすることで品質は高く、値段は抑えた製品であり、風景区産岩茶らしい岩茶花香と半天腰の品種香が明瞭に出ております。 当店では蓮花峰鉄羅漢以来となるブレンド型製品で2022年は雨が多く天候由来から、肉桂以外の品種は香りが出にくく製茶に苦戦した年でした、三花峰の原産地付近の鳳凰単欉二代目老欉に匹敵する半天腰は生産量が少なく高額になるため、三花峰半天腰の純茶葉を補強するため周辺の半天腰を混ぜることで美味しさを出しつつ価格を大きく抑えた製品。当店の磊石精舎前肉桂/悟源澗肉桂シリーズや悟源澗白鶏冠のように風景区産ではありますが、当製品は価格面から他産地混入を認めており、極めて狭い範囲に限定した畑から採れた茶葉100%の製品ではありません。 焙煎について 伝統型中火　武夷山世界遺産区風景区産の半天腰において口感の大きさとなんとも言えない余韻の強さなどの持ち味を生かす為に焙煎を浅く煎れるのが当たり前になりつつありますが、かなり焙煎が浅い状態でも面白かったのですが、良さを生かすため、半天腰としては焙煎がやや弱めながら、当店の岩茶のなかでは伝統型中火の火入れで仕立てて貰いました。焙煎具合は半天妖の煎ごとに変わる味わいを出しやすくするため、伝統型焙煎ながら比較的軽めに火入れを行っています、期間は2022年6月から2023年10月まで一年4ヶ月間かけて4回の炭焙煎を行いました。 飲み方と価格について 当製品は茶の穂における最安値付近の正岩核心産茶となりますが、品質に瑕疵があり安くなっているわけではないので品質は確保されており、こちらの岩茶は茶葉を多めで飲むのがおすすめです、茶葉の使用量が多くなると個性が弱めなのが特徴である半天腰の品種香がさらに感じやすくなります。 パッケージおよび写真について 茶葉の写真は5グラム　淹れている写真は2.5グラ厶の参考例、5グラム、7.5グラム共に同じ武夷山にて製作した当店の半天腰専用パッケージ、50グラムは国産チャック真空パッケージにて用意。 樹齢20−25年、通常仕立て、(現地水準で手作り)（風景区テロワール峰~岩）日向-やや半日陰タイプ　華やかさと煌びやかさを兼ね備えつつ、岩茶らしくて柔らく、岩茶独特のミネラルのアロマを楽しむタイプ・初心者から上級者の方までお楽しみ頂けます。 半天腰（半天妖）について、さらに詳しい内容はこちら、茶の穂本サイトへ　店主の感想はブログに移動しました。 https://seonyan.com/chinesetea/wuyi-tea/bantianyao/